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2007年12月16日 (日)

バヌ初の大冒険。

みなさんこんにちは。

日本はずいぶんと寒くなったのでしょうね~。

バヌアツはうだるような暑さです。

ここに1年半もいると冬の寒さってどんなのだっけ?って思えてくるから不思議なものです・・・。

さて、今日は先日行ってきたアンブリムでのお話。

授業のない週が続き、そして私の任期も残すところ4ヶ月。

時間のあるうちにバヌアツを見ておかんといかんでしょ~!!ということで、兼ねてから行きたいと思っていたアンブリム島の火山を見に行ってきました。

バヌアツはご存知の通り、いくつかの島に火山があります。

たまにテレビで紹介されるのはタンナ島というところにある火山です。

私もこの火山は見学済みですが、火柱が目の前で見えてかなりの迫力です。

車ですぐ近くまで行けるので、観光にはうってつけの火山です。

今回、私たちが出かけていったのは、歩き続けた者しか見ることのできない火山(ベンボウ火山)。

一日かけて山道を歩き、火山の近くでキャンプ。そしてまた1日かけて帰ってくるという、書いてしまえばこのくらいのことなのですが、実際の行程はそれは、それは大変なものでした。

「誰もが見ることができるわけではない、歩いた者だけが見ることのできるすごい火山!」

このフレーズに惹かれて私たちは出かけていきました。

最後まで歩ききれるのか、はたしてどんな道を行くのか・・・・。

全く分からないままの出発でした。

ガイドさんは基本的には一人。しかし、私たちを見て不安に思ったのか、村の若者二人、おじさん一人が加わり、私たち二人に対してガイド四人というちょっとした集団での火山見学ツアーとなりました。

寝袋を持ち、着替えを持ち、食べ物を持ち・・・水が全くないところなので水ももって・・・・。

10kgを超える荷物はガイドさんが持ってくれ、私はちょっとした水とお菓子を持っての登山。

前日は、晴れ渡る青空だったのに、当日は今にも降り出しそうな曇り空。

登り始めて1時間くらいたつとポツポツと雨が。

どんどんひどくなり、途中でタロイモの葉っぱをカサ代わりにしての登山。

坂道はきついし、道はドロでぐちゃぐちゃ。

でもそんなことに気をとられている暇はありません。

少し足を踏み外せば、下へ転げ落ちていくような細い道。

私は何度か足を踏み外して、そのたびにガイドさんたちのたくましい腕で助けられ・・・。

そうそう、忘れちゃいけません。

途中の村で犬が合流。

この犬たち、なかなかすごい!

ちゃんと道を教えてくれるし、友達なんかブッシュトイレの場所まで教えてもらう始末。

時には、野生のブタを捕まえるのだとか、完全な猟犬であり仲間。

途中で数回休憩を取りながらも、約6時間半(約20km)を歩いて本日のキャンプ地に到着。

周りはな~んにもない、川底のような砂地。

早速、テントを張って夕食の準備。

その間も雨がず~っと降り続いていて、すべてのものがベタベタ、シケシケ。

一緒にいった彼らが、火を起こし、ご飯を炊き、途中の川で取った川エビを焼き・・・。

私たちは、「焼きバナナが食べたい!」とか、「お茶が飲みたい!」なんて言っているだけ。

しかし、6人で一つの火を囲みながら一緒にご飯を食べ、お茶を飲み、話をして・・・。

なんとも楽しい時間でした。

豪華なご飯でもない、人数分のお皿がなくみんなで順番に食べ、順番に飲み・・・・けど、本当に美味しくて本当に楽しくて。

しかし、することもないので8時には就寝。

~翌朝~

6時ごろ起き出し、簡単に朝ごはんを食べて火山見学へ出発。

天気は、昨日以上に悪く、視界も非常に悪くて行く方向さえ、わからなくなりそうな感じ。

最初は草などが生えていた大地もどんどんそっけないものになっていき、さらには人が一人通れるかどうかという道なき道を火山目指して歩いていく状態。

周りは完全に同じ景色で、ガイドさんとはぐれたら死ぬだろうなという感じもあり、緊張した1時間半が過ぎました。

見学地点につく頃には、雨は最高潮にひどく、もう上から下までベタベタ。

しかし、すさまじい轟音とにおい、そして煙。

火口は真っ白な煙に覆われて全く見えませんでしたが、その規模の大きさは容易に想像できました。

立っている場所のあちらこちらから煙が出ていて、「地球の息吹」を感じました。

天気がいいときには、火口が完全に奥まで見え、マグマだまりが見えるそうです。

見えなかったことは、ちょっと残念でしたが、それ以上に

「ここまで歩いて到着した」という感動の方が大きかった気がします。

すごい雨とすごい煙でその場に長居することはできず、また1時間半かけて元のキャンプ地まで戻ってきました。

そこで休憩するまもなく、テントを急いで片付けて、帰路に。

私は、火山見学の際にカッパを着ていなかったため、体温がとられてしまい寒くて寒くてカラダがしびれていました。

ガイドさんがカッパを貸してくれ、帰路につきましたが、ここでもまたまたすごい雨。

カラダが冷えて冷えて・・・

「トイレに行きたい。」

その辺の草むらで任務終了。

雨の中、それもその辺の草むら・・・、以前なら考えることなどできなかった行動がいとも簡単にできてしまう自分をたくましいと褒めてやるべきか、大丈夫?と見つめなおすべきか・・・。

そんなことはさておき、下り道のしんどさを思い知る下山となりました。

雨で足場は悪く、さらに延々と続く下り坂。

もう最後の2時間は、膝がわらってわらって、わが体重を支えることができなくなってきていました。

「もう限界!」と思ったときに、うっそうと茂る山道からパッと広がる海の景色。

そうです、海岸に出たのです。

そこからの1時間はしんどいながらも、なんとかまっすぐな道を歩いて無事帰還することができたのでした。

宿泊しているバンガローに帰り、濡れていない洋服に着替えたときのあの爽快感。

私は一生忘れないでしょう。

・・・ということでバヌに来て一番の大冒険を楽しんだのでした。

次回の話題は 、私の赴任している大学の卒業式。

では、みなさんかぜなどひかぬように・・・。

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2007年12月 4日 (火)

お久しぶりです。

みなさんこんにちは、お久しぶりです。

本当に長い間更新せずにごめんなさい。

前回の更新から1ヶ月半以上、「生きているの?」というメールまで届き・・・・。

元気なんです、けど、とにかく目まぐるしい1ヶ月半で・・・。

この1ヵ月半をダイジェストでお伝えしたいと思います。

ビラでの体育ワークショップ

 10月24・25日の2日間にわたり、隊員のヨッシー・聖ちゃんが活動する小学校で体育のワークショップをさせてもらいました。

8月にアンブリムで行ったワークショップ同様、公開授業形式で1年生から8年生までの全クラスに体育授業を行ってきました。

2日間とも良い天気、両校とも海のすぐ近くでとても気持ち良く、楽しく授業をすることができました。

9月の終わりに新しく体育隊員が増え、部会も3人になりました。その3人の結束を固める上でも、大切なワークショップでありましたが、大成功に終わりとっても満足したものになりました。

新聞にも記事が掲載され、写真の奥の方に豆粒のような私が載っていたのもうれしくなる出来事でした。

お誕生日

 バヌアツに来てから10月30日に2回目の誕生日を迎えました。今年も昨年同様、仲間たちがナカマルでお祝いをしてくれました。こんな離れた土地で、こんなにたくさんの人に祝ってもらえて本当に幸せモノです。今年は、同じ場所に勤めるカヨちゃんが、フルートで“HAPPY BIRTHDAY”を演奏してくれ、みんなが歌ってくれました。本当にみんなありがとう。

ちなみに昼間は、日ごろから行ってみたいと思っていた“シークレットガーデン”へ。

バヌアツの島ごとのカスタムや家などが展示されており、緑がいっぱい。

死ぬほど蚊にさされてかゆいのなんの。

お客さんもおらず、本当にシークレットなガーデンでした。

帰りには、友人が道の悪いバヌアツの洗礼にあい、ものすごい捻挫。

これも思い出のひとつかしら!?

ファイナルテスト

 11月に入ってからは、授業がほとんどありませんでした。なぜなら、大学はテスト月間に入ったから。

さらには、2年生は卒業を決めるファイナルテスト。私も、体育のテストを必死で作りました。

簡単すぎてもダメ、難しすぎてもダメ。7割平均を目指しました。

さ~て、テストが終わって採点・・・・。

ゲゲッ・・・、私はフランクフォン(フランス語)クラスも担当しているのですが、解答に出てくるわ出てくるわフランス語が・・・。

友人や周りの先生たちに助けてもらいながら必死で採点。

エッセイも書かせているので一人につき何十分もかかり、それはそれは大変な作業でした。

しかし、生徒も真剣、私も真剣に向き合わなくては!

エピ島へ

 11月13日~17日までエピ島へ行ってきました。ここへは火曜日と土曜日の週2便しか飛行機がありません。去年も同じ時期に行き、ジュゴンとカメと一緒に泳いだあの島です。もう一度、あの感動を!というのと、任期も残り少なくなってきた今、離島の小学生に少しでも体育の楽しさを伝えたいという思いで、大学で授業のない週を選んで出かけていきました。

さて、今年もジュゴンに会えたのか!?

会えましたっ!!!!

去年はバンガロー近くで、今年はエピ島の近くにあるLAMEN ISLANDという島の近くで。

今年は、ボートをチャーター(1日2000vt)し、ガイドさんとともにスノーケル、ジュゴン探しをしました。

海は風が強くかなり荒れていて、午前中はついに見つからず。

昼食をとるために島で休憩をしていると、島の人が「ほら!あそこにジュゴンがいるよ!」と。

ガイドさんとともに、ボートに乗り込みそのあたりまで行ってジュゴン探索。

「いたぁ~~~~~!」

そこは真っ青な海、海底は真っ白な砂浜。

澄んだ水、降り注ぐ太陽、そしてゆったりと泳ぐジュゴン。

去年見たジュゴンより、きれいで大きかった。

時間的には1分なかったかも知れないけれど、自分の心の中には強烈に焼きついています。

本当に最高のロケーションの中でのジュゴン発見でした。

そして!?小学校への巡回授業は!?

ちゃんとやってきましたよ!遊んでばかりはいられません。

前回までのワークショップでは、2人または3人で助け合いながらの授業でしたが、今回は私一人。

不安もありましたが、「どうにかなるわ!」とバヌ気分で。

どうにかなりました、そして楽しかった~。

島の純朴な子供たちに私の黒くなりかけた心を洗い流してもらった感じ。

また、他の島でもやってみようっと!

・・・とこんな1ヶ月半。

さらに次回は、もうひとつの大きな出来事、アンブリム島火山見学ツアーについて書きたいと思います。

それでは、みなさん風邪などひきませんように・・・・。

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