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2007年10月14日 (日)

タブーの島 HAT ISLANDへ!

みなさんこんにちは、お久しぶりです。

バスに乗っていて、バヌアツ人のおばさんが隣に乗ってくると100vt払っているはずなのに、60vt分しか座れなくなってしまう今日この頃、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は「Rainbow Project」最終章についてのお話です。

本来ならば、近くの小学校に声をかけて8月半ばにローカルマテリアルで作った弓矢を使って大会を行うはずでしたが、準備の都合・予算の都合でダメになっていました。

が、しかし!!!!

初めから狙いを定めていた最終目標

Hat Island”

での大会開催は無事?奇跡的に行うことができたのです。

Hat Islandといえば2006年9月24日のブログを見てもらえると分かりますが、偉大なチーフ、ロイマタのお墓のある、タブーエリア。

何かなければ入ることができません。

早ければ、来年6月に世界遺産に登録されるんだって!!!!

今回は、一緒にプロジェクトをしているジョージ先生がこの島に関係する村の出身ということで、特別に許可が下り、それも1泊して、自分の作った弓矢を使い魚を採るという大会を開くことの許可も出ました。

このバヌアツに1年3ヶ月生活する私は、最近いろいろなことに慣れっこになってしまい感動という面では少し薄れてしまっていましたが、さすがにハット島にはいれるということでアドレナリン全開。

真っ青な空の下、モーターボートに乗り、いざ、ハットアイランドへ!

カズエちゃんと大好きなドリカムの曲をシェアしながら、ハットアイランドへ向かうこと船で30分。

入り江に船を止め、荷物を運び込み・・・・・。

私たちが持参したのはローカルマットと寝袋のみ。

まあ、星空の下に寝ればいいか・・・と思っていたところ、親切な生徒たちは私たちにテントを貸してくれたのでした。

しかし、彼らは本当にすごい!!!ブッシュナイフ一本で何でも作っちゃうのです。

ビニールシートを屋根にするために木を切り、柱を作り即席テントを作ったり、コンロもあっという間に作ったり。

もちろん、燃やすための木なんてあっという間にヤマのように集まるし。

このプロジェクト、今回はテレビ局の密着取材のおまけつき。

寝る場所の準備ができたところで、撮影が始まりました。

チーフとともにカバを飲み、チーフが私たちに昔話やらこの島のいわれを話すという場面。

当然のごとく、スタッフの一員として一緒にカバを飲んだわけですが、この場面がテレビ放映になった際には、

「チーはカバ飲む、飲むとは聞いとったけど、ここでもカバかいな!」というバヌ人・日本人スタッフの声が聞こえてきそうで、今から不安。

私もコメントをする予定でしたが、チーフが乗りにのって1時間半も話してしまったためテープが切れてしまい取りやめに。

そして、本当に生徒たちが作ってくれたカバを飲めたのは、10時半。

待っている間、人生の中で一番(360度雲ひとつなく、天の川から何から全部丸見え。星が多すぎて星座が分からなかったほど。)の星空を満喫していました。

何だか本当に自分はちっぽけな存在で、自然の一部なんだな~と感じていました。

その後、カバを飲ませてもらい火のまわりに行くと!?

なんと魚やカニの山・やま・ヤマ。

“チー、食べていいよ!”ってことで食べたカニの美味しいこと、おいしいこと。

カニは小さいので、身は少ないけれど本当においしい!

バヌ人は採ることが楽しいようで、真っ暗な海の中に入って採るわ、採るわ。

ここは、人の手の入っていない島。

当然、自然もそのまま、生き物もそのまま。

採り放題ですわね~。

カズエちゃんと持ってきてくれるカニを片っ端から焼いて、「熱い、熱い」言いながら午前1時まで食べ続けたのでした。

~翌朝~

6時前に、外のザワザワ感で目が覚め、というよりは起こされました。

即席の国旗掲揚柱ができており、国歌(Yumi, Yumi, Yumi :Yumiとは、Weの意味)を歌いながらの国旗掲揚&朝の会&魚とり大会の開始。

何かこういったところに、彼らの愛国心を感じるんだな~。

私たちも昨日のカニの味を思い出し、作ってもらった弓矢で漁に行く気マンマン。

・・・が、

「チー、ちょっと上に行ってみない?」とハットアイランドのツバの部分で私たちと一緒に寝泊りしていた現地の人の指差したところは・・・?

断崖絶壁の帽子の部分。

「えっ?道はあるの?」とカズエちゃん。

「大丈夫!」とバヌ人はいつもの調子。

「時間は?」

「そんなにかからないよ。行こう!行こう!」

だまされた感じ半分、この島を上から見てみたい好奇心半分、出かけることにしたのでした。

カニも採りたかったけど。

「・・・・これって道?」とカズエちゃん。

「バヌの道は自分で作るものなのです。」と私。

そうです、このプロジェクトに参加してからというもの、道なき道を歩き、壁のような斜面を歩き、心身ともにかなり鍛えられ、バヌのハイキングとはこういうものだとカラダにたたきこまれていたのです。

登るというよりは、這いつくばって上がると言った方が、正しいでしょう今回は。

頂上につくと、何のために作ったのか大きな鉄塔(展望台)があり、断崖絶壁の頂上からさらに上へ。

しかし、サビサビなうえに、ところどころラダーの部分が壊れて崩れている、といった「もし落ちたら~?」という妄想の世界で怖くなってしまい、半分まであがってリタイア。

しかし、多分ここに来て回りの景色を見た日本人は私たちが初めてでしょう!

ものすごい充実感。

しかし、遠くを見ると雨が迫っているでは!?。

大自然の中で生活していると、向こうから雨がやってくるのも分かるのです。

急いで下山を始めましたが、間に合わず途中から土砂降りの雨。

そしてものすごい勾配の急な坂道を今度は下る、すべる、落ちる。

とりあえず、海岸まで降りて一安心。

その後、ロイマタのお墓を見学。

「これがお墓!?」というくらい簡素なお墓。

しかし、れっきとした偉大なチーフのお墓なのです。

でも、でもみんな珍しいもんだから、お祈りするのは後回しで、記念撮影の嵐。

バヌ人も、ほとんどの人が始めて来たのでワクワク感、丸出し。

私は日本へ帰った際に、もしも世界遺産に登録されて今後、入島が今よりも難しくなったときのことを考え、きっちり記録してきたのでした。

ヤマに登っても、カニは採れると思っていた私たち。

まあ、帰りにランドクラブというブッシュに住むカニを採ったり、木の実を住みかにしているヤドカリにあったりはしましたが、下山したときにはもう大会は終~了~。

さらにまた雨が降ってきて、表彰式は土砂降りの中、半分つぶれたテントの中で。

プレゼンテーターをさせてもらい、なんかテレビに映るところばっかりでオイシイ思いをさせてもらってるな~と思いながら、「美人の特権ね!」とも思ってみたり。(すいませんでした。)

テレビ撮影もすべて終わり、ボートに乗って再び私たちの住むエファテ島へ。

雨がかなり降っていて大変でしたが、本当に快適な2日間でした。

だって電気も水道もガスもない島だよ。

ここで快適に過ごせるなんて、本当にバヌ人に感謝、とともに自分の適応力にビックリ。

まあ、トイレがなかったことだけが唯一のポイントでしたが・・・・。

しかし、大自然の中、外でするのもなかなかですよ!

それでは、長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。

私にとっては、本当に貴重なすばらしい経験となり、ボランティア冥利につきる経験でした。

それでは、また!

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